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中部空港、LCC受け入れ整備急ぐ エアアジア3月就航 2013/1/1 0:00 中部国際空港は格安航空会社(LCC)の受け入れ体制の整備を急ぐ。エアアジア・ジャパンが3月末の夏ダイヤ開始に合わせた福岡便の就航を決定。川上博社長は「運航が本格化すれば年間で数百万人単位の需要増が見込める」と述べ、LCC向けターミナルの建設や駐機場の利便性向上など支援策を早急に固める方針を示した。 エアアジアは1日1便の福岡便を皮切りに札幌、那覇、韓国などへ拡大を検討。現在3機の航空機を2017年に30機とする計画で、便数が急増する。川上社長は「新幹線や長距離バスからの移行など新たな需要が生まれる」と期待。国内線の利用増でマレーシアやシンガポールなど各地のLCCによる国際線の拡充効果も見込む。 就航に向けて低コストで使えるターミナルの計画を詰める。運用は14年以降の見通し。搭乗橋を使わず乗客が徒歩で駐機場に向かえる、航空機がけん引車を使わずに自力走行で出入りできるなどコストを圧縮できる運用方法の検討も進める。 川上社長は「初めは販促面での支援になるが、LCCのビジネスモデルに応えられるように施設や運用面の整備を急ぎたい」と述べた。 http://www.nikkei.com/article/DGXNZO50084150X21C12A2L91000/